ホッと一息つきたい時に欲しくなるコーヒーですが、飲むだけでリラックスしたり、気持ちを落ち着かせてくれる効果があります。
しかしコーヒーを飲み過ぎると、身体に良くないという話は昔からあります。
最近の研究でコーヒーは、虫歯の予防になるという素晴らしい効果があると発表されました。
牛乳やミルク、砂糖を加えないブラックコーヒーに限りますが、抗菌性があることが分かったのです。
抜けた乳歯に、子供の歯から採取した細菌を付着させたことにより、細菌バイオフィルムを培養しました。
細菌バイオフィルムは、いわゆる細菌たっぷりの歯垢の事です。
これをコーヒーに浸すと、細菌バイオフィルムを分解したのです。
この素晴らしい効果は、ポリフェノールが作用したのではないかと言われており、更に詳しく研究されています。
研究では、世界市場において3割を占めているロブスタコーヒーノキから抽出されたものを使いましたが、なるべく濃く出した方が抗菌性は増すのです。
飲むだけで口の中にある細菌を分解できるならば、カフェオレをブラックに変えるだけで、虫歯の予防が期待できます。
朝と夜は食事の後に歯磨きをする方がほとんどですが、昼の食事の場合は、時間が無かったりと歯磨きができない方が沢山います。
今までは、食後にジュースやカフェオレを飲んでいた方も、虫歯の予防になるのですから、
食後はブラックで終わらせると、虫歯や歯周病から歯を守ることができる様になるのです。